IDENTITY MANAGEMENT アイデンティティ・マネジメント

  • ○理念浸透計画(インナーブランディング)
  • ○ディスカッション・ワークショップ(インナーアイデンティティ)
  • ○コンセプトブック・理念浸透ツール類の制作
  • ○管理運用システム・VISマニュアルの開発/実施・管理運用体制の確立
  • ○デザイン監修/制作アドバイス

理念浸透計画(インナーブランディング)

企業理念は社員一人ひとりがきちんと理解し共有し、事業やサービス、日々の行動にまで浸透していくことが大切であり、地道な活動とその努力が企業文化を育成していきます。理念やシンボルは企業にとって大切な知的財産であり、企業文化の原点でもあります。子供を生み、育て、成長させていくことと同様に、生み出したものの特性を活かしてどう発展させていくのか、地道な取り組みを続けることが大切です。理念浸透計画(インナーブランディング)は、その活動の一つでもあります。

宇和島信用金庫(うわしん)様の場合、全職員参加型でつくり上げた理念体系や行動目標をもとに、役員や職員横断型による全員参加で、具体的な施策検討を行ないました。また、実行委員会と若手職員のキーマン数名により、新たな商品・事業・サービスなどについて自由なアイデアを出し合い、夢を語り合う時間も設けました。本部と各営業店間、職員同士の情報共有やコミュニケーション不足への対応策が検討され、各営業店で取り組めることから始めようという気運が高まりました。本部・各営業店対抗のCI活動提案競争大会が定期的に開催され、実行に移される風土も育ち始めました。プロジェクトを通じて、全職員が徹底的に悩み考える文化が浸透し始めたことはプロジェクトの副次的効果となりました。また、私どものコーディネイトでCIプロジェクトの一環として、マナー講座の実施も行われました。

ディスカッション・ワークショップ(インナーアイデンティティ)

社員の立場や役職などの関係で内部だけでは実施が難しい場合や、外部であるからこそ引き出せる取り柄や価値、伝えられることもあり、専門的な立場から、企画からファシリテーション、実施において関わらせていただく場合があります。
企業内にブランドのコンセプトやCIを浸透させていく場合、会社の心や社員の心、精神、提供する価値や存在意義といった概念を記すMI(Mind Identity)、実際の行動や態度にまで移していくBI(Behavior Identity)構築という構造的な捉え方をします。MIやBIに構成される内容や規定は各社各様ですが、企業内の実態や行動が大切です。ブランドやイメージ・印象として外部に反映されてしまうため、CIやイメージ、ブランド構築の視点では大切になります。そして、それが社員に自然に受け入れられ理解され共感できるものでなければ、共有化されません。そのため、MIやBIの再構築に社員参加型で行なったり、あるいは既存のMIやBI体系を定期的に見直し解釈したり、それらに基づいてビジネスや行動を見直していく対話の場の設定(インナーコミュニケーションの活動)はとても大切です。

コンセプトブック・理念浸透ツール類の制作

企業理念や哲学、精神や信条、ビジョン、使命(ミッション)、行動目標などを、社内外で共有し浸透させていくために、また自身の目指す方向性として対外的にも発信していくために、文字としても視覚情報としても記憶に残りやすいビジュアルデザインを施し、コンセプトブックやアイテムツール類をデザイン・制作します。

(例)ポスター、理念ブック、コンセプトブック、携帯型カード、社内報等

宇和島信用金庫(うわしん)様の場合は、『宇和島信用金庫 IDEA』を表現したビジュアルデザインで、各営業店にポスターを掲示しました。ディスクロージャーや金庫案内、HPなどにも展開できるようにデザインシステムを用意しました。そして、新CI導入当時の理事長や実行委員会の想い、IDEAとその解釈、行動目標の記されたコンセプトブックは、役職員全員、外部の取引先やお客様にも配布されました。手帳サイズのミニコンセプトブックも作成し、各営業店の朝礼などで唱和されています。

管理運用システム・VISマニュアルの開発/実施・管理運用体制の確立

企業にとって大切な理念やデザインなど知的財産をしっかりと管理・維持し運用していくことは非常に大切です。デザインにおいては、開発されたVisual Identity Systemを適切に、かつ効果的に展開しなければ、制作会社や担当者の変更により、簡単にイメージが崩れていきます。プラスイメージを作る以上にマイナスイメージの修正は大変です。
特に印刷物や制作物など、制作の都度、制作会社任せになっている場合、長期的視野に基づいた統一のデザインルールがないために、表現するロゴタイプやマーク、カラーなどの基本デザイン要素が多数存在し、全体のブランドイメージが分散してしまいます。また、イメージの相乗累積効果を生むブランド管理や、適切なイメージの品質保持がなされない状況が起きてしまいます。
そのため、私どもは社内の組織体制の確立をサポートさせていただき、デザイン水準を最低限維持し、外部制作会社に発注する際の基準も含めて、管理運用のためのマニュアル体系やガイドラインなどを設計していきます。感性訴求(ビジュアル・コミュニケーション)が求められる時代において、デザインシステムで維持管理していく仕組みや体制はとても大切です。マニュアルやガイドラインの規定化内容・種類・仕様などは、管理運用状況や方針に基づき設計し編集していきます。

デザイン監修/制作アドバイス

各種アイテム類の制作にあたり、デザイン監修やアドバイスをさせていただく場合があります。また、デザインシステム構築やブランドイメージ管理の視点から、外部制作会社と制作を進める上でのサポートをさせていただくこともあります。

宇和島信用金庫(うわしん)様の場合は、新しい「宇和島信用金庫」を表現したイメージ品質を一貫したデザインポリシーで保持するため、長期にわたり使用するストック型のデザインを私どもが担当し、短期的使用の広告類に関しては基本のフォーマットやデザイン規定に則って地元の制作会社にご担当いただきました。その際、デザイン指導を行なうとともに、庫内の制作担当者にも、外部へのデザインや制作の指示、校正のプロセスなどを細やかにサポートさせていただきました。今では私どもが関与しなくとも、庫内でデザイン品質やブランドイメージを管理する「目」が育ち、実際にブランドイメージを管理しながら、目的や使用頻度、内容によって自由度のあるデザインで制作ができるようになりました。

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